コラム

「中小企業の経営課題に関するアンケート結果」について

2020.02.14

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bizcubeでは定期的に東京都のプレスリリースや助成金・補助金情報の最新情報をご紹介しております。

今回は、先日行われた中小企業の経営課題に関するアンケートの結果についていくつかの項目を抜粋して詳しく見ていきます。

アンケート実施の目的とは
アンケート実施の内容について
まとめ

アンケート実施の目的とは

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アンケート実施の目的とは、中小企業が抱える経営課題を「売上」や「経営資源」等の視点から検証し、要望事項の取りまとめに役立たせることを目的として実施されております。
対象は、東京都商工会議所の会員である中小企業・小規模事業者となっております。

アンケート実施の内容について

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以下の項目で抜粋して記載していきます。

【経営状況・事業の見通し】
黒字企業の割合は56.2%と昨年を下回り、過去5年間で最も低い。業種別では製造業・小売業の低下が顕著。
【売上と事業コスト】
売上高が増加した割合は40.6%と、昨年を2.8ポイント下回った。「販売・受注量」の増加割合は減少。一方、「販売・受注単価」は4年前から「上昇」傾向が続く。
【経営資源】
「経営者保証に関するガイドライン」の認知度は約6割と昨年よりも増加。「民間金融機関からの説明」についても、「説明がなかった」が44.3%と昨年よりも減少。
「年次有給休暇の取得義務化」ならびに「時間外労働の上限規制」について、「対応済・対応の目途が付いている」と回答した企業はいずれも7割未満。
「外国人材の活用状況」は、15.8%の企業が「雇用している」と回答。特に飲食業では33.3%の企業が「雇用している」と回答。
【大企業との取引】
取引に何らかの課題を感じている企業は46.7%。項目別では「手形・売掛金の支払サイトが長い」(18.2%)が最も多く、「コスト転嫁等を理由とする値上げが認められない」(15.7%)、「大企業の働き方改革による影響」(13.6%)と続く。
【ITの利活用】
活用状況は55.7%と、昨年に比べ4.4ポイント増加。経営者年齢別では、年代が上がるにつれ活用割合が下がる。
【事業承継】
抜本拡充された事業承継税制について、「改正・内容ともに知っている」は24%。利用する際に3年以内に提出が必要な特例承継計画の申請については、「未定」が37.5%。
M&A(第三者承継)へのイメージは、約5割が「良い手段だと思う」と回答。
自社株式評価については、約4割が「評価したことがない」と回答。従業員規模別では、小規模ほど少ない結果となった一方、従業員100人超の企業でも10社に1社が「評価したことがない」と回答。

補足

対 象:当商工会議所会員企業の中小・小規模企業8,525社
期 間:2019年9月20日~10月11日
回答数:1,507社(回収率17.7%)(うち小規模企業者 651社 (43.2%))

引用:各種調査 「中小企業の経営課題に関するアンケート結果」について 【 調査結果の主なポイント 】

まとめ

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参考

各種調査 「中小企業の経営課題に関するアンケート結果」について

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