コラム

東京都動産・債権担保融資（ABL）制度の新たな専門機関について

2019.10.09

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bizcubeでは定期的に東京都で行われるイベントを紹介しております。
今回は、都内中小企業の資金調達支援をさらに強化していく制度でもある東京都動産・債権担保融資（ABL）についてや制度の新たな専門機関を決定など紹介していきたいと思います。

東京都動産・債権担保融資（ABL）制度とは
東京都動産・債権担保融資（ABL）制度の4つのポイント
東京都支援について
東京都動産・債権担保融資（ABL）の融資までの流れについて
新たな専門機関等を含めた専門機関・取扱金融機関の一覧
東京都動産・債権担保融資（ABL）のお問い合わせ先
まとめ

東京都動産・債権担保融資（ABL）制度とは

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東京都動産・債権担保融資（ABL）制度とは、中小企業のみなさまが保有している機械・設備（車両、建設機械、工作機械等）や売掛債権、在庫など様々な資産を担保として有効活用し、金融機関から不動産担保に頼らずに事業資金を借り入れることができる、東京都独自の制度です。

東京都動産・債権担保融資（ABL）制度の3つの特徴

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➀不動産担保によらず、車両、建設機械、工作機械、売掛債権及び在庫など多様な動産や債権を担保に活用した事業資金の借入れが可能

➁担保の種類ごとに優れたノウハウを持つ「専門機関」が動産や債権の評価等を行い、取扱金融機関の融資をサポート

➂借入れの際に中小企業が負担する経費（担保評価費用や保証料等）の一部を東京都が補助

東京都動産・債権担保融資（ABL）制度の4つのポイント

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➀本制度を利用した1企業当たりの借入額は、最大で2億5千万円

➁機械・設備を担保とする場合：長期資金（7年以内）の借入れ

➂売掛債権・在庫を担保とする場合：短期資金（1年以内）の借入れ

➃借入れに必要な経費（保証料や担保物件の評価費用等）の一部を東京都が補助

東京都支援について

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東京都動産・債権担保融資（ABL）を幅広くご利用いただけるように東京都では支援をしております。
具体的には、中小企業に対し、担保物件の評価費や保証料等の必要経費への補助を行います。
補助内容としては、機械・設備の場合は融資額の4％、売掛債権・在庫の場合は融資額の3.5％を上限として、必要経費の2分の1を補助します。

ちなみに中小企業のうち、従業員数が製造業等30人以下（卸・小売・サービス業は10人以下）の事業者である小規模企業者が売掛債権を担保とした2,000万円未満の融資を利用する場合、70万円を上限として、必要経費の全額を補助します。

東京都動産・債権担保融資（ABL）の融資までの流れについて

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ステップ➀	取扱金融機関が不動産や債券に応じた融資の具体的な相談に対応
ステップ➁	専門機関が不動産や債券の状況を詳細に確認し、評価等を実施
ステップ➂	取扱金融機関が専門機関による評価結果等に基づき融資を実行
ステップ➃	取扱金融機関と専門機関が連携して定期的に担保の保全状況等を確認