コラム

今回から確定申告をされる方向けに、「節税対策」コラムをシリーズ化してご紹介していきます。
記念すべき第一回は、『ふるさと納税』をテーマに概要やメリット含め紹介してきます。

ふるさと納税とは

ふるさと納税とは、進学や就職で都会に行き地元への納税ができなくなったしまった方へ、故郷に納税できる制度を作ったほうが良いのではないかと問題提起され、生まれた制度の事です。

具体的な内容としては、都道府県、市区町村への「寄附」となっており、自治体に寄附することで一部税金が優遇されます。

ふるさと納税のメリット

➀税金の控除を受けることができる

ふるさと納税を利用する側の最大のメリットとなるのは、やはり税金の控除があります。
一定の上限がありますが、自治体に2000円以上の寄付を行った場合、2000円を超える金額については確定申告をした場合所得税と住民税から全額控除されます。
詳しい表を下に記載いたしましたのでご覧くださいませ。

ふるさと納税のしくみ　ふるさと納税とは？

➁生まれ育った自治体に納税ができる

ふるさと納税は好きな自治体に寄付という形で納税ができる為、離れた場所にある様々な自治体でも簡単に納税することができます。
これによって生まれ育った自治体やお世話になった自治体へ納税をすることが出来ます。

➂自治体の収入を確保することができる

自治体は他県に住んでいる方からも寄付を受けることができる為、収入の確保が今まで以上に出来ます。
また返礼品として特産物を用意することで特産物自体のPRにもつながり、相乗効果が生まれます。

ふるさと納税の利用方法

活用方法を紹介する前にふるさと納税には、通常のふるさと納税に加え、平成27年4月1日から「ふるさと納税ワンストップ特例制度」ができました。
「ふるさと納税ワンストップ特例制度」は、納税先の自治体が5団体以内である場合に限り、確定申告が不要になるというものです。

通常のふるさと納税とは利用のステップが若干異なるのでどちらもご紹介していきたいと思います。

通常のふるさと納税

ふるさと納税ワンストップ特例制度

ふるさと納税の申し込み方法

ふるさと納税は基本的に自治体ごとに申し込みや手続きが違う為、ふるさと納税先として選んだ自治体のホームページでご確認いただくか、直接お問い合わせいただくことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

節税対策の中で、一番チャレンジしやすい制度がふるさと納税ではないでしょうか。
うまく活用していければと思います。

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参考サイト

ふるさと納税ポータルサイト

ふるさと納税のしくみ