コラム
2019年版中小企業白書~開廃業について~
2019.09.06
2019年版の中小企業白書が中小企業庁によって公表されました。
その中から今回は開廃業部分を抽出してみていきたいと思います。
日本の開廃業推移
開廃業の国際比較
開廃業の都道府県の比較
まとめ
日本の開廃業推移
日本の開廃業推移の推移をグラフから見ていきたいと思います。
1981年から2017年の間の開業率・廃業率の推移のグラフになります。
グラフ
グラフからわかること
開業率は1988年をピークに減少傾向に転じ、2000年代を通じて緩やかな上昇傾向で推移し、2017年には5.6%となっている。
一方廃業率に関しては、1982年をピークに1996年以降も増加傾向は続いておりましたが、2010年から減少し、2017年には3.5%まで下がっていることがわかります。
開廃業の国際比較
開廃業の国際比較を開業と廃業別々のグラフで見ていきます。
開業率グラフ
グラフからわかること
最も高いのはフランスであり13.2%です。
逆に最も低いのは日本で5.6%となっております。
先ほどの章にて日本の開業率は上がってきていると触れましたが、他国と比べるとかなり低い水準ということがわかります。
廃業率グラフ
グラフからわかること
開業率同様に廃業率も日本は低いことがわかります。
廃業率の方が圧倒的に他国と比べるとかなり低い水準ということがわかります。
開廃業の都道府県の比較
都道府県別でも開廃業の比較をしていきたいと思います。
グラフ
参考:平成30年度(2018年度)の中小企業の動向 第1節 開廃業の動向 第1-5-4図 都道府県別開廃業率(2017年度)
グラフからわかること
開業率に関しては沖縄と埼玉、千葉が赤字になっており高いということがわかります。
廃業率の方は富山、大阪、茨城が高いことがわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本の開業率はここ数年上がってきていることが今回わかりました。
更に廃業率は反比例し下がっている為、開業している方の数も上がっていることがわかります。
特に飲食店での開業率が高い沖縄が都道府県の中では一番高いことがわかりました。
しかしながら、まだ課題もあります。他の国と比べると日本の開業率はまだまだ低いです。
今後、より開業率が上がるように法整備が進むことを願います。
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