コラム
2019年版中小企業白書~中小企業の動向について~
2019.08.20
2019年版の中小企業白書が中小企業庁によって公表されました。
今回はその中から中小企業の動向部分を抽出してみていきたいと思います。
日本経済の状況
中小企業の資金について
中小企業の倒産について
まとめ
日本経済と中小企業の状況
日本経済はリーマンショック後落ち込んでいましたが、2012年末を境に持ち直し回復しております。
いざなぎ景気と言われた1965年11月~1970年7月を超え、さらに第14循環の景気拡張期と言われた2002年2月~2008年2月を凌ぐ勢いだと言われております。
下にGDPの推移グラフを記載しまして、より詳しく見ていきます。
実質GDP成長率の推移グラフ
グラフからわかること
2008年のリーマンショックにより日本は2009年大幅にGDPの低下がみられます。
ですが、2012年から徐々に安定してきていること分かります。
寄与度別実質GDP成長率の推移では、平成30年7月の豪雨などの自然災害により、18年期のGDP成長率が大幅に下がっていることがわかります。
中小企業の資金について
この章から中小企業にフォーカスして見ていきます。
次のグラフから中小企業の資金についてみていきます。
グラフ
グラフからわかること
グラフを見てわかるように中小企業や小規模事業者などどの事業者も右肩上がりで資金繰りがうまくいっていることがわかります。
落ち込んでいるところについても東日本大震災や消費税増税または先ほどの章で触れたリーマンショックなどであり、2012年あたりからずっと右肩上がりなのがわかります。
また中小企業向け貸出金の推移をみても大幅に右肩上がりになっており、資金繰りが順調な背景になっていることもわかります。
中小企業の倒産について
資金繰りの好調さは前の章で触れましたが、それに伴い倒産の件数も軒並み下がっております。
グラフをから見ていきます。
グラフ
グラフからわかること
グラフを見てみ頂くと前の章で紹介した資金繰りや貸出金の推移と特に2012年以降から反比例していることがよくわかります。
規模数関係なく倒産件数は下がっていることもグラフから読み取れます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本経済は安定してきていることが今回の資料やグラフからわかりました。
ですが、人手不足のより生産性の低下などまだまだ懸念点は多くあります。
今後は、この懸念点の部分に目を向けたサポート制度が整備されていくことを願います。
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