コラム
2019年版中小企業白書～フリーランス・副業について～
2019.08.07
2019年版の中小企業白書が中小企業庁によって公表されました。
今回はその中からフリーランス・副業についてのデータを抽出してみていきたいと思います。
2019年版中小企業白書・小規模企業白書について
フリーランス副業の状況
フリーランス・副業の開業費用について
フリーランス・副業の事業拡大状況
まとめ
2019年版中小企業白書・小規模企業白書について
2019年版中小企業白書・小規模企業白書の要点は大きく分けて以下3点になります。
経営者の世代交代
構造変化への対応
防災・減災の取組
以上3点になります。
それぞれの要点を見ていきたいと思います。
経営者の世代交代
①親族内承継の支援措置は大幅に前進。親族外承継により新事業の展開も期待される。
②廃業時に経営資源を引き継ぐことは、旧経営者・起業家の双方にとって有益。
③比較的簡単に起業できるフリーランス・副業による創業を促進することも重要。
構造変化への対応
④デジタル化社会では、IoT・AIを活用した、生産性向上の取組が重要。
⑤中小企業は大企業にとって魅力的な連携相手。研究開発の促進も重要。
⑥地方の中小企業こそ、域外・海外の需要を取り込むことが必要であり、それは多くの地域で可能。
防災・減災の取組
⑦防災・減災対策を進めるため、関係者（サプライチェーン、自治体、金融機関、等）も巻き込みつつ普及啓発を推進することが必要。
⑧リスクに見合った災害保険への加入を進めることが必要。
フリーランス副業の状況
2019年版の中小企業白書によるとフリーランス・副業は比較的に簡単にできるようになってきており、促進することが重要としております。
まず比較的に以前より簡単になった背景には、クラウドやIT技術の発展またや働き方の変化などがあります。
これによりフリーランスや副業で行える業務の幅が広がり、比較的挑戦しやすくなりました。
またフリーランスや副業を促進する理由としては、起業した後に事業を拡大していく企業の事例がある為、そういった企業をより増やす目的としております。
フリーランス・副業の開業費用について
グラフ
グラフからわかること
グラフからわかることとして、フリーランスや副業の方は圧倒的に開業費用が安いということです。
そのグラフだけでもフリーランス・副業の開業は事業内容さへあれば手軽にできるということがわかります。
フリーランス・副業の事業拡大状況
グラフ
グラフからわかること
グラフから副業から本業に移行した人が7割近くもいることがわかりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
フリーランスや副業を行う方は働き方改革によってより増えていくと思います。
今後よりよい方向に法整備が進み、より日本の開業率向上につながればと思います。
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