コラム

レンタルオフィスの落とし穴

2015.05.30

レンタルオフィスを利用するにあたって、様々な落とし穴が存在するのも事実です。検討する際には以下の点に注意しましょう!

事例①:賃料が数か月後、2倍になった・・・

契約時はキャンペーンなどで月々の賃料が安かったが、1年後、高額な賃料が請求されてしまう場合があります。
 入会時に、キャンペーン価格はいつまで適用されるのか、必ず確認しましょう。

事例②:入居後、隣の電話の声が丸聞こえだった・・・

新しくできたオフィスや内覧時はたまたま人がいない時間帯だったなどの理由で、周りの音が室内にどのように聞こえるか、つまり防音性の確認ができなかった事で、実際に入居してから気づく、というケースがあります。
必ず、ご契約前に他の入居者様がいる時間帯でオフィス環境の確認をしましょう!

事例③:賃料が安いと思って入居したが、多額のサービス料金請求がきた・・・

実際に1ヶ月のインターネット代として約200万円請求されたというお話を聞いたことがあります。その他、会議室が1時間10,000円もしたり、wifiに1回繋ぐだけで7,000円も請求されたりなど、きちんと説明がされずに費用を請求されるレンタルオフィスが実際に存在するようです。
多額の費用請求をされたことで、運営時業者と係争になり、他のオフィスに転居される方も少なくないようです。必ず、ご契約前に自分が必要とするサービスの費用や仕様を確認するようにしましょう。

事例④:綺麗で賃料が安かったが、立地が悪すぎた・・・

賃料の安さと新築の綺麗さにひかれて契約をしたが、実際オフィスとして稼働させてみると、駅から遠いため、大事なお客様が道に迷ってしまう始末・・・。
また場所のせいか、レッスン会員等の応募者があつまらないなど、立地はビジネス形態によって様々な問題が発生する場合があります。
駅から近い、街の中心地、大きなビルなど、誰が聞いても分かる立地であれば、大事なお客様をお呼びするのにも道案内には問題ありません。しかし、少し中心地から離れてしまうと、従業員のモチベーションも下がりますし、来客者も減ってしまうでしょう。スクールやレッスンなど、一般消費者を対象にビジネスを行う場合は得に、会員数や集客にも大きな影響を与えてしまうでしょう。
レンタルオフィス検討の際は、ビジネスモデルに合わせ、立地を検討材料の一つとしてあげておきましょう。

事例⑤:銀行口座が開設できなかった・・・

ここ数年、振り込め詐欺等の社会問題の影響で、レンタルオフィスでの口座開設が難しくなっているようです。実際にそういったお話をレンタルオフィスのご入居様からお話をお伺いました。また、銀行にもよりますが、審査に通らない場合もあるようです。
事前に、レンタルオフィスの運営事業者が把握している場合もありますので、運営事業者に問い合わせしたり、希望する金融機関に問い合わせをしたり、事前にリサーチしておくことが必要です。

事例⑥:打ち合わせ会議室、まさか自分で・・・

レンタルオフィスの中には、打ち合わせスペースや会議室を設けているところが沢山あります。入居前は来客者があった場合、当たり前のように『誰かがお茶出しはしてくれるだろう』と思っていたところ、そこの施設にはお茶出しサービスがなく、施設内に自動販売機が設置されており、入居者自身がお茶をペットボトルのまま出す。なんてことも少なくありません。
大事なお客様が来た時に、社長自らお茶を出すなんで、普通の会社ではまず有り得ないことです。小さなことかもしれませんが、打ち合わせや商談がある企業にとっては欠かせないサービスです。入居前にサービスの有無や日時、料金などを十分に確認しておきましょう!

まとめ

以上がレンタルオフィスの落とし穴です。
レンタルオフィスを選ぶ時に大事なのは、ご自分の事業、やりたい事に合ったオフィス選びをすることです。きっと皆様にぴったりのレンタルオフィスが見つかるはずです。
他にも今後、皆さまへ参考になるような、「落とし穴」第二弾を紹介できればと思います。

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