5W1H様の事業内容について、ご説明をお願い致します。
「コミュニケーションをメインに、自己開発と人材育成のサポートをさせて頂いています。特徴は、脳科学とか認知科学などのアプローチを踏まえた上で、「質問力やフレームワークを用いたコミュニケーション」というものを軸にしていることです。サポートの方法は、企業研修や一般公開のワークショップなどと、個人または企業の幹部向けのメタ・コーチングといわれるものです。」
それではお仕事を始められたきっかけについてお聞かせください。
「これまでに、一般企業、NPO、政府系機関に勤めて、それから独立・起業しています。今の会社の前というと、文部科学省で内閣府のお手伝いをしていました。私は、バックグラウンドとして科学技術、ナノテクノロジー分野の博士号を持っておりまして、そこでの仕事は、科学技術全般について国内外の研究動向を調査・分析して、日本の科学技術政策の今後20年とか30年の方向性を決めるのに役立てていただく基礎資料となるレポートを作成し、内閣府等に提出するということでした。
そこでは、医学、数学、海洋、宇宙、環境、エネルギー、情報通信、ライフサイエンス、ナノテクノロジー...といった分野のさまざまな科学者と話さないといけなかったわけです。そうすると、それぞれの分野の勉強をある程度しますが、基本はとても追いつけないんですよ、日本とか世界とか動かしている人達だから。そしたら、仕事で必要な情報の収集~処理~発信をする上で必要となってきたのが、質問力とかコミュニケーション力だったわけです。
そして、あるとき考えたんですよ。今の仕事は普通会えないような人たちも会える、20代の頃から日本や世界に影響を与える人たちと関わらせて頂く経験ってやっぱりすごく良かった。だけど、抽象度が高い上に、人材育成・予算配分...と"落としどころ"が数種類しかない仕事を、これから先も数十年続けていくのかって、自分に問い直したときに、飽きるだろうなと思い始めたんです。「それなら、何か自分でやろう」と思い、起業家向けの勉強会に参加したりしました。「ビジネスとは」「起業するには」とか。
参加した勉強会は月一回の開催で、参加者がそれぞれ「次回までに、私は何々してきます。」って、自分で考えた宿題を発表するわけです。そこで僕は、「じゃあ来月までに会社つくります。」って宣言して、会社をつくった。勉強会の宿題として会社をつくったんです。
起業される際、bizcubeに決めていただいたポイントは何だったのでしょうか?
隣室との間がきちんと仕切られている会議室です。
「メタ・コーチング」をやるときに、お話するだけじゃなくて色々身体を使って動いていただくこともあって、それをカフェとかホテルのロビーとかでやれないわけですよ。「あいつオカシイぞ!」ってなるので。実際に他も回ってみたのですが、パーテーションだけで区切られていて声が漏れるというのが多かったですね。
あとbizcubeの利用を決めたポイントのもう一つは、秘書サービスです。営業の電話に私自身が対応しなくていいっていうのが有り難い。やはり、電話の伝言をメールで連絡していただいているっていうのが、時間に縛られないで仕事ができて、ありがたいです。
それと銀座という地名が、日本在住の外国人だけじゃなくて、外国にいる外国人にも通用する地域だからということ。やっぱり、信頼っていうことです。
それでは今後の事業展開についてお聞かせください。
翻訳出版をはじめ、出版に少し力を入れていきたいです。企業研修はもう少し増やしてもいいかなと思っています。それからメタ・コーチングというのは、日本に知られてなくて、アクティブに活動しているのは、日本で私だけなんですよ。最初はそのコア・メンバーを集めて、メタ・コーチングのコミュニティーを育てることをやらないといけないですね。
あと、冒頭で自己開発と人材育成の会社という話をしたんですが、やっぱり、大きな流れとして「世界に出て行く日本人ではなくて、世界から呼ばれる人を育てる」ということに力を入れていきたいです。
最後にこれから起業される方にアドバイスをお願い致します。
まだ始めて2年と少し、3年経ってないのでアドバイスできるようなことはあまりありませんが、何か達成したいこととか実現したいことがあって、その色々なアプローチの一つとして起業っていうのがあるっていうこと、「起業というのは、目的達成のための1つの手段なんだと意識すること」ですかね。大企業に勤めることでこれを達成したいとか、奥さんと一緒に子供を育てながらこういうライフスタイルを達成したいとか、手に入れたい目的が先にあって、その達成手段として起業を選んだっていう意識を持たれている方はやっぱり活き活きしているかな。起業すること自体が目的になって、「会社を立ち上げました!」で終わっている人は、やっぱりすぐ辞めていっちゃう。



合同会社5W1H様
利用を決めたポイントの一つは秘書サービス。電話の伝言をメールで連絡していただけるので、時間に縛られず仕事ができ、ありがたいです。